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エスコンZERO「ZERO」のラテン語歌詞わかんねー

復帰後案の定放置しまくってしまい、流石にアニメや映画の感想とか書いたほうがいいのかなー的な危機感に囚われておりましたが、全然関係無い内容で新記事第一弾を書くことにしました。
衝動って大事。



…ということで、まずこちらの動画をご覧ください↓


戦闘機を操縦して戦うシューティングゲーム「エースコンバット」シリーズの名作「エースコンバットZERO」の、言わずと知れた超有名曲です。
このラテン語の歌詞は前作(この作中の時系列では後日談にあたる)『5』におけるラスト面で流れる名曲「The Unsung War」のアレンジであるのは有名で、ZEROのサントラの歌詞カードにもそのような前提で歌詞が書かれています。

『歴史が大きくかわるとき― 『ラーズグリーズ』は その姿を現す』って奴ですね。





だがしかし。



上記動画コメおよび、ネットで散々書かれてる歌詞、よく比べてみてたら…



ちょっと変じゃないです?



順番や繰り返し箇所が違うとかもそうですけど、それを差し引いても一部歌詞が違ってる…?



…気になったので、さっきまでラテン語歴0年0日0秒である私が、わかる範囲で調べることにしました。



とりあえず、ネットで既に散々あげられている「The Unsung War」(オリジナル)の詩の原文がコレ
-----------------------------------
Cum historia mutat valde 
Razgriz revelat ipsum: 
Primum daemon scelestus est. 
Cum potentia sua 
Daemon fundet mortem in terram:
Deinde moritur. 
Cum somnus finit, 
Razgriz surget iterum:
Magnus hero est.
-----------------------------------


…で、ZERO版を動画のコメントなどを駆使して拾い上げて並べたのがコレ
(本曲の独自部分がある行に丸数字をふってます)
-----------------------------------
Cum potentia sua 
Daemon fundet mortem in terram
Deinde moritur. 
Cum somnus finit, 
Razgriz surget ***        …①

Cum historia mutat valde 
Razgriz revelat ipsum
Primum daemon scelestus est. 

Cum historia mutat valde 
Razgriz revelat ipsum 
surget ***             …②

Cum historia mutat valde 
Razgriz revelat ipsum 
Cum somnus finit

Razgriz surget iterum
Veniet!               …③

-----------------------------------


①、②の***って、明らかに元詩にある「Razgriz surget iterum」の「iterum」とは違う単語を喋ってますよね?

ここ、コメントの字幕では

①→Razgriz surget nave
②→surget cum nave (主語はたぶん前の文のRazgriz)

となっていて、さらにどちらも翻訳が

「(ラーズグリーズは)円卓に姿を現す」

となっておりました。これをワタクシ数年間ずっと鵜呑みにしていたのです。


今改めて見直すと変です。
まず"cum(英語のwith)"が片方無いのに両文とも同じ意味になるのは変だし(実際、どちらも同じように聞こえる)、そもそも"nave"とは調べたら「船(ship)」の意。
(navisの奪格単数形。cumが奪格支配の前置詞なのでそう変形するルールのようです)

つまり最初から「円卓」なんて言っていないので、ここの翻訳字幕は(ラテン語字幕の翻訳としては)ウソって事ですね。


ちょっと待ってください。空が舞台の話で「船」って単語が出てくるの、変じゃないですかね?

"Razgriz surget cum nave"が正しいとして、日本語にすると「ラーズグリーズ(作中の神話の悪魔)は船で姿を現す」ってなるはずなんですけど、主人公が空でライバルと一騎打ちしているこのシチュエーションで、「船」という関係が無い単語をアレンジ曲にわざわざ新たに差し挟むのは全く意味不明です。

大体コレ「The Unsung War」には入ってなかった部分で、ソースとなる公式歌詞カードに何も記載が無い以上、本当に"cum nave"と言っているのかどうかすらわかりません。

翻訳が間違っていて、単語の意味に疑問があり文法も怪しそうだという以上、ラテン語字幕(おそらく聞き取り)も信用出来ないと思うべきです。



ならば、①②のここ(***)は本当は何と言っているのか?

結論から言うとわからないというしかないんですが、

"cum nave(クムナーウェ)"に近い発音で、戦い・神話に使われそうな単語をラテン語翻訳サイトに放り込んで見たらあっさりそれっぽいのが見つかりました。

それは"pugnare(プグナールェ)"、意味は英語で"fight / struggle"で、翻訳サイトで試してみたら"to fight"的使い方も出来るらしいです。


(注:Razgrizがゲーム世界内の造語であるために翻訳サイトにかけれなかったので、とりあえずDaemonを代理で主語にして翻訳してみたら
Daemon surget pugnare.→The Devil will rise to fight.→悪魔は戦うため(あがくため)に飛び立ちます。
となって一応意味が通りました。ラストバトル曲としても合ってる気がしますが…)


これが正しいかどうかはもちろんわからないのですが、字幕のものよりは整合性が若干あるのではないかと思うので、とりあえずこれで一旦書き出して一応の終わりにしたいと思います。(というか正しい歌詞を知っていたら教えてください)


…なお、歌最後の③の"veniet"は「venire(英語でいうcome)の直説法未来第3人称単数形」らしいので、「奴が来るッ!」的なニュアンスなら問題ないかな?とも思うので、とりあえず残します。
(元詩の"Magnus hero est."を何らかの形で入れてるんじゃないかという気もするんですが、聴く限りでは全くわかりません…)



「追記」にて、歌詞(ラテン語・英語・日本語)を一応書いておきます。進展があれば修正します。


ではでは~
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